Casanova 1993359-365 figs.1-3.
模式産地は安房小湊,ホロタイプ NSMT-Ch.20,パラタイプ NSMT-Ch.21-22,UC 366,USNM 157572,
三崎,富岡からも得られている(Casanova 1993
).
イソヤムシは,
三崎・瀬戸内海・島根半島沿岸,粘液腺や吸着細胞があり,海藻の表面などを匍匐する(内田 1979
).
世界各地の海岸,三浦三崎,瀬戸内海,島根半島沿岸,紀伊白浜,串本(西村 1995
),
日本各地の内湾の海藻などに付着(千原 村野 1997
),
海草群落の中や礫の下などに生息(岩槻ら 2000
236).
雌雄同体(西村 1995 p.491
),世代時間は2〜4ヵ月(岩槻ら 2000
236).
Casanova, J.P. 1993Spadella japonica, a new coastal benthic chaetognath from Japan. Proceedings of the Biological Society of Washington, 106: 359-365.
千原 光雄 & 村野 正昭(編) 1997日本産海洋プランクトン検索図説. 東海大学出版会.
岩槻 邦男 & 馬渡 峻輔(監修),白山 義久(編) 2000無脊椎動物の多様性と系統(節足動物を除く). バイオディバーシティ・シリーズ 5. 裳華房. pp.324.
西村 三郎(編) 1995原色検索日本海岸動物図鑑, II. 保育社. pp.663.
内田 亨 1979新編日本動物図鑑. 北隆館. pp. 793.