? Hypsicomus
(or Anamobaea, Notaulax)

環形動物門 多毛綱 定在亜綱 溝副触手下綱 ケヤリ目 ケヤリ科

日本近海産種リスト: 環形動物門 ケヤリ科

rocky bottom, depth 15m
Tapon Norte, Negros Isl., Philippines
photo by Kazuyuki Yamada, 18 September 2001
Nikon F90, Nikon AF Micro Nikkor 105mm,
anthis NEXUS, Sea & Sea YS-60, Fuji RDP III

  左右のエラが背面でつながって、およそふた巻きしています。 各鰓糸は全部で100本ほどあり、そのそれぞれに、 黒くて小さな眼点が基部から先の方までまばらに付いています。 鰓糸側面の耳状突起や背面の指状突起はなく、内側に糸状突起が密生しています。
  エラの基部が膜でつながっているかどうか、とか、dorsal lipの形状などは写真からはわかりません。 とまあ、そんな理由で、上記属か、もしくは AnamobaeaNotaulax のどれかではないかと思います。

  以上は Fitzhugh (1989) の付表を用いてチェックしましたが、まちがえているかもしれません。

first up date 01 December 2001
modified 23 May 2004, 01 December 2006, 01 August 2012

  1. Fitzhugh, Kirk 1989 A systematic revision of the Sabellidae-Caobangiidae-Sabellongidae complex. (Annelida: Polychaeta). Bulletin of the American Museum of Natural History. pp.104.