三宅 1983168 pl.56.7.
奥谷 1994265.
奥谷 楚山 1994260 fig.2.
西村 1995415 pl.117.11.
朝倉 2003.
北海道内浦湾〜九州・沖縄八重山列島,台湾,韓国,
中国,内湾や河口の砂質干潟(三宅 1983
,西村 1995
).
干潟の水はけのよい高い所,コメツキガニは砂質寄り,チゴガニは泥質寄りと生息域を違える(和田 1982
).
地上での活動は干出時に限定,干出後30〜60分後に活動個体数が最大になり以降徐々に減少,
活動中も最長17分おきに鰓呼吸のため巣穴に戻る(和田 1982
).
コメツキガニは潮が引いた直後に活動ピークがあり,チゴガニは干潮の間活動し続ける(秋山 1985
).
干潮時の摂食活動は干潮直後が盛ん(三宅 1983
),
有機物を摂取したあとの砂泥を砂団子にして巣穴の周りに並べる(奥谷 楚山 1994
,西村 1995
).
和歌の浦で抱卵雌が現れるのは4〜8月,干潟に定着する後期メガロパの出現は8月が最多(和田 1982
).
ウェービングはあるサイズ以上の雄のみ,繁殖期の4〜8月に見られる(和田 1982
).
繁殖期の夏季に雄はゆっくりした動作のウェイビングを行う(奥谷 楚山 1994
,西村 1995
).
和白干潟における生態(朝倉 2003
198-203).
山口県呉市の海水プールでゾエア幼生による掻痒症が発生(奥谷 1994
).
秋山 章男 1985干潟の環境と底生動物の生態. アニマ, 153: 81-83.
朝倉 彰 2003甲殻類学.エビ・カニとその仲間の世界. 東海大学出版会. pp.291 pl.12.
三宅 貞祥 1983原色日本大型甲殻類図鑑 (II). 保育社. pp.277.
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奥谷 喬司(編) 1994水産無脊椎動物,II. 恒星社厚生閣. pp.357.
奥谷 喬司 & 楚山 勇 1994海辺の生物. 山渓フィールドブック, 8. 山と渓谷社. pp.368.
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