肥後 1994102.
奥谷 199468 fig.1.2.23.
岩崎ら 200425-27.
大谷 200452 table 4.
木村ら 200460 table 1, 62.
福田 200470.
山崎ら 2009156-161 figs.1-2.
照屋 201645-47 pl.
佐藤 199451.
黒住 200123.
科博 2007112-113 fig.1.I.
1968年はじめて東京湾,三浦地方を中心に発見(奥谷 1994
).
1970年前後に三浦半島金田湾で昭和天皇により採集(科博 2007
).
長崎県国見町のイボニシおよびアカニシ,
島根県御碕のサザエに付着(肥後 1994
).
購入した有明海産アカニシ 11 個体より 287 個体の付着を確認(佐藤 1994
).
宮城県名取市閖上漁港沖水深 25m,ヒメエゾボラに付着(黒住 2001
).
北海道渡島半島南部ヒメエゾボラに付着(山崎ら 2009
).
高知県浦戸湾,水深 3-5m ガンゼキボラに付着(照屋 2016
).
北アメリカ産,アワビ類,アカニシ,
アズマニシキなど生きた貝殻上に付着(奥谷 2000
).
南北アメリカ大陸の太平洋岸原産,1968年神奈川県三浦市で発見され2000年以降薩南・琉球諸島を除く
全国的な分布をもつにいたった(岩崎ら 2004
).
移入種(岩崎ら 2004
,大谷 2004
,木村ら 2004
).
内湾性の貝類のほか外洋岩礁性の貝類にいたるまで殻表や蓋に付着,
大きい雌は小さい雄から順に多数個体を背負う(波部 1983
).
エゾフネガイ属 Crepidula は生殖巣内に精巣部と卵巣部があり,時間的にずれて機能,
雄相 male phase が先にあらわれ,その後雌相 female phase となる雄性先熟の雌雄同体,
数個体が積み重なって生活,最上の小さな個体は雄相,一番下の大きな個体は雌相,
中間にいろいろの程度の性転換個体(波部ら 1994
160).
寄主の排出物などを食物とする(波部 1983
).
キクスズメガイはニッチェを奪われた(奥谷 1994
).
福田 宏 2004外来種と同定の問題. 日本ベントス学会誌, 59: 68-73.
波部 忠重(監修) 1983学研生物図鑑, 貝 I. 学習研究社. pp.306.
波部 忠重, 奥谷 喬司 & 西脇 三郎 1994軟体動物学概説 上巻. サイエンティスト社. pp.273.
肥後 俊一 1994長崎県と島根県のシマメノウフネガイの新分布.ちりぼたん, 24(3・4): 102.
岩崎 敬二,木村 妙子,木下 今日子,山口 寿之,西川 輝明,西 栄次郎,山西 良平,林 育夫, 大越 健嗣,小菅 丈治,鈴木 孝男,逸見 泰久,風呂田 利夫 & 向井 宏 2004日本における海産生物の人為的移入と分散:日本ベントス学会自然環境保全委員会によるアンケート調査の結果から. 日本ベントス学会誌, 59: 22-44.
木村 妙子,岩崎 敬二,大越 健嗣,小菅 丈治 2004博物館・水族館の収蔵標本から見た日本の海洋移入ベントスの現状(2003年収蔵目録調査から). 日本ベントス学会誌, 59: 58-67.
国立科学博物館(編) 2007相模湾動物誌. 東海大学出版会. pp.212.
黒住 耐ニ 2001シマメノウフネガイの仙台湾からの記録.ちりぼたん, 32(1/2): 23.
奥谷 喬司(編) 1994水産無脊椎動物,II. 恒星社厚生閣. pp.357.
奥谷 喬司(編) 2000日本近海産貝類図鑑. 東海大学出版会. pp.1173.
大谷 道夫 2004日本の海洋移入生物とその移入過程について. 日本ベントス学会誌, 59: 45-57.
佐藤 勝義 1994有明海産アカニシに付着していたシマメノウフネガイ.ちりぼたん, 25(2): 51.
照屋 清之介 2016高知県浦戸湾における外来種シマメノウフネガイの初確認. Kuroshio Biosphere, 12: 45-47, pl.
山崎 友資,川南 拓丸,岸本 喜樹,澤野 真紀,五嶋 聖治 2009北海道南部における外来種シマメノウフネガイの抱卵と漁業被害.ちりぼたん, 39(3-4): 156-161.